Microsoft Expression Webの概要
マイクロソフト社が2007年2月からWindowsユーザー向けに販売を開始したウェブサイト制作用のソフトウェア（Webオーサリングツール）が、Microsoft Expression Web（マイクロソフト エクスプレッションウェブ）です。
これは「Microsoft FrontPage 2003」の後継ということで、一連のデザインツール群（Expressionシリーズ）のひとつとなっています。もともとはWeb開発者などが使用することを想定していて、CSSから詳細にコーディングするのに適したツールとなっています。
オーサリングソフトというのは、デジタルコンテンツ、マルチメディアデータなどの制作のために使用されるソフトウェアのことです。オーサリングソフトの場合は、編集対象とするコンテンツの種類によって区分され、「Webオーサリングソフト」、「DVDオーサリングソフト」というように呼び分けられることが多くなっています。
直感的な操作が行いやすくなっているのが特徴で、スタイルシート作成、定義が分かりやすく操作しやすいよう改善されています。ただし、2012年に開発は終了し、最終版のExpression Web 4 SP2は無償化されており、同社サイトからダウンロードできます。
もともとはMicrosoftがパッケージソフトとして販売していたものですから、無料公開されたのは大きなメリットです。無償化されたといっても本格的なホームページ作成ソフトですから、このチャンスに試してみてはいかがでしょうか。